メタボリックシンドロームと内臓脂肪型肥満 > 関連症状



動脈硬化

動脈の内壁の一部が潰瘍や壊死することにより弾力性を失いもろくなった状態をいいます。動脈硬化には 細動脈硬化 中膜硬化 粥状硬化があります。細動脈硬化は細い血管の一部が壊死し、もろくなり、破裂したり、血栓を作ったりします。脳出血、脳血栓、腎動脈硬化が該当します。血管は3層構造になっていて外側から外膜、中膜、内膜となっている。その中膜にカルシウムがついて血管が硬化することを中膜硬化といいます。大動脈瘤破裂、解離性大動脈瘤が該当します。粥状硬化は血管の内側に傷が付きそこに脂質が沈着し、アテローム(粥腫)ができます。その結果血管が狭くなり、血液の流れが悪くなります。
動脈硬化

高血圧

血圧は時間帯、場所(病院と自宅)、動いたあとなどによって変化します。血圧の基準値を一時的にオーバーしていても、その後基準値以内であれは高血圧とはいいません。高血圧とは血圧がいつも基準値より高い状態をいいます。高血圧の基準値は上(収縮期血圧)が140mmHg以上、下(拡張期血圧)が90mmHg以上です。家庭血圧による高血圧の基準は上が135mmHg以上、下が85mmHg以上です。正常血圧は上が125mmHg未満、下が80mmHg未満です。日本人の高血圧の大部分は原因のはっきりしない高血圧です。(本態性高血圧)血圧が高いと血管に強い圧力がかかっているため傷つきやすく、動脈硬化になりやすいです。血圧が高いことが心臓や血管に負担を与えます。
高血圧

高血糖(糖尿病)

高血糖はすい臓から分泌されるインスリンが少なくなることにより、血液中の血糖値が上がる病気です。主な症状は 疲れやすい 尿の回数が多くなる 異常にのどが乾くなどがあり、症状が進むと 視力障害 狭心症・脳卒中になる 腎臓機能低下 手足のしびれなどがあります。インスリンの働きが悪くなると血液中の糖質が増え、増えた糖質と、LDL(悪玉コレステロール)が結びつきより悪玉になります。この脂質が血管を傷つけます。
高血糖(糖尿病)

高脂血症

★高脂血症とは 血液中の脂質が基準値より多くなる病気です。主な数値は総コレステロールが220mg/dl以上、中性脂肪150mg/dl以上です。(LDL、HDLにも基準値があります。また年齢、病歴などの危険因子によっても値が変わります。)病気と言っても自覚症状はほとんどありません。しかし、放っておくと血液の状態は改善されず、血管の状態も悪くなります。血液、血管の状態が悪くなると脳では脳梗塞、心臓では狭心症、心筋梗塞などの可能性もでてきます。高脂血症の主な原因は生活習慣にあります。食事では食過ぎによるカロリーオーバー、野菜不足による食物繊維不足、よく噛まないで食べる、食事時間が短い・不規則な食事時間などです。運動では運動不足はもちろんのこと、日常生活でもこまめに体を動かさないなどがあります。また、基礎代謝量が低下することによって消費されるカロリーは減ります。その他、仕事でのストレスや睡眠不足、アルコールの飲み過ぎ、喫煙などが原因として考えられます。★高脂血症を放っておくと 高脂血症をそのままにしておくと血液の状態が改善されず、血管の状態も悪くなります。血液、血管の状態が悪くなると脳では脳梗塞、心臓では狭心症、心筋梗塞などの可能性もでてきます。肝臓、腎臓の機能が低下してると血液中のコレステロール・中性脂肪が増えるので高脂血症になることがあります。また、糖尿病・甲状腺機能低下症の場合も血液中の脂質が増えます。そのままの生活習慣を続けていると肥満が進み、症状が悪くなります。医師の診断を受け、食事療法・運動療法などを始めましょう。★遺伝による高脂血症 高脂血症の大部分の原因は好ましくない生活習慣によるものですが、一部遺伝による高脂血症があります。その代表が家族性高コレステロール血症です。症状としてまぶたにできる眼瞼黄色腫やアキレス腱が肥厚する腱黄色腫ができることがあります。家族性高コレステロール血症にはホモ型とヘテロ型の2つのタイプがあります。ホモ型は両親から異常な遺伝子を受け継いでいるタイプです。ヘテロ型は片方の親から異常な遺伝子を受け継いでいるタイプです。★子供の高脂血症 子供のころからコレステロールが高い場合は遺伝性の可能性が高いので、早めに医師の診断を受ける必要があります。治療の基本は大人と同じように食事療法と運動療法です。薬物療法は10歳以下の子供には行いません。
高脂血症

肥満

★肥満チェック おへその高さの腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上で肥満の疑いあり。BMI(ボディマス指数)が20〜25で正常域です。体脂肪率は男性で25パーセント以上、女性で30パーセント以上は肥満と考えます。★皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満 皮下脂肪型肥満は皮膚のすぐ下に脂肪がたまり、上半身よりもお尻から下半身にかけて脂肪がつくことから洋なし型肥満ともいわれます。 内臓脂肪型肥満は内臓の周りに脂肪がたまり、上半身に脂肪がつくことからリンゴ型肥満ともいわれます。このうち注意が必要なのが内臓脂肪型肥満です。内臓脂肪型肥満は高脂血症、高血糖、高血圧、動脈硬化になりやすいことが分かっています。★体重を減らす基本式 摂取カロリー < 消費カロリー 左の摂取カロリーが食事で右の消費カロリーが主に運動です。食べ過ぎ・バランスの悪い食事をしている人は食事を見直すだけでも効果があります。いきなり理想的な食事にしなくても、少しずつ自分の食べているもののカロリーを調べたり、栄養のバランスはどうか調べてみることから始めると良いでしょう。仕事がデスクワークで運動もほとんどしない人は室内でできる簡単な体操など気軽に空き時間でできる運動を1日30分ぐらいを習慣にできると良いです。習慣にするこつは毎日することと組み合わせる。たとえは、お風呂に入る前か後にレジスタンストレーニングをするなど。あまり完璧にやらなくても、カレンダーなどに印を付けたり、体重を記録すると励みになります。
肥満




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